今回の出演は福岡県北九州市の快適倶楽部リフレ。指定運動療法施設に認定されたスポーツクラブです。
サービスを提供するうえで、電気代、水道代、温水プールの水を温めるための灯油代などたくさんの経費がかかります。
いったいどんな省エネ活動に取り組んだのでしょうか。
省エネ経済効果・費用
お手軽度
省エネ施策
- 雨水を回収してろ過し、プールに使用
- ボイラーの排熱でプール温度を調整
- 経費削減とエコの両立をめざした省エネ
省エネの背景
省エネ施策
1 雨水を回収してろ過し、プールに使用
同クラブでは、プールやサウナの水風呂など、たくさんの冷水を使います。特に夏になると水道の水温も上昇してしまいます。
そこで達人が目を付けたのは屋根に溜まる雨水。雨どいを利用して回収した雨水をタンクに貯め、ろ過機で浄化したのちに水槽へと送ります。
その水をプールに使用することで水道代の削減に成功しました。
2 ボイラーの排熱でプール温度を調整
原油の高騰に頭を悩ませた達人は、お風呂やシャワーの排水の熱を使って、水道水を温めるシステムを考案。水道水よりも温まった水をボイラーで加熱するので、灯油の使用量を削減できました。
さらにプールの室温調整にボイラーの排熱を利用することで、灯油代約12%削減に成功しました。
3 経費削減とエコの両立をめざした省エネ
達人の取り組みを見て、スタッフの省エネ意識も高まりました。施設内の消灯を徹底するなど、省エネの発想が広がったのです。達人にとって省エネとは「経費削減と同時に資源を大事にする意識を受け継いで、住みよい環境をつくっていくこと」。 発明した省エネ機器で特許を取得するなど、独自の発想力で取り組みを続けています。
企業プロフィール
- 会社名
- 快適倶楽部リフレ
- 地域
- 福岡県北九州市若松区
- 業種
- スポーツクラブ
- 従業員数
- 21人(2010/9/1現在)
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